悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート

Story

「生きていてごめんなさい」

 魔道師エルルカは“黄ノ国”ルシフェニア王国の崩壊を止めるべく、大地神エルドにある頼みごとをする。

 時を同じくして、人種差別の横行する“緑ノ国”エルフェゴート国に暮らす異民族の少女クラリスは、孤独を胸に神に祈った。「誰でもいい、私の『友達』になってほしい——」。ある日クラリスの前に美しい緑の髪の少女ミカエラが現れ、ふたりはともに暮らし始める。しかし心を通わせたふたりの生活は、隣国の王女“悪ノ娘”の一言で崩れていった。緑の髪の女を殺せという、リリアンヌの『緑狩り令』が下されると、エルフェゴートは一気に戦火に包まれる。ミカエラを助けたい一心でともに逃げるクラリスと、彼女を巻き込みたくないと願うミカエラ。ふたりの少女の行く先に救いの道はあるのだろうか。そして、国の崩壊を防ごうとしていたエルルカの行動とは——?

 緑ノ国に、再び歌姫の子守歌<ヴィーゲンリート>が流れる日は来るのだろうか……。

 

 

Character

ミカエラ(初音ミク)

大地神エルドの眷属の一人。明朗快活、好奇心旺盛な性格で、人間に興味を持っている。精霊時はコマドリに変化することが可能。人間の姿として『原罪者』の姿を選ぶ。外見年齢から、自称16歳。

※このキャラクターは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社から発売されている、VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01「初音ミク」のキャラクターをモチーフにしています。

 

クラリス (弱音ハク)

ヤツキ村に暮らすネツマ族の少女。他人とは違う白い髪と赤い瞳にコンプレックスを抱いている。異民族のため幼い頃から蔑まれてきたせいか、卑屈な性格である。何事にも懸命に取り組むが、不器用で要領が悪い。

※このキャラクターは、VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01「初音ミク」の派生キャラクター“弱音ハク”をモチーフにしています。

エルルカ=クロックワーカー (巡音ルカ)

先代より王に仕える宮廷魔道師で、“三英雄”の一人。予言者としても有名で、王宮内には彼女の信者も多い。大地神エルドの依頼により、『大罪の器』を集めている。北方の国・レヴィアンタ出身。

※このキャラクターは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社から発売されている、VOCALOID2キャラクター・ボーカル・シリーズ03「巡音ルカ」のキャラクターをモチーフにしています。

 

グーミリア (GUMI)

大地神エルドの眷属の一人で、ミカエラの友達。無感情で淡々としたしゃべり方をするが、実際はとても友達思い。精霊時はシマリスに変化する。転生時、エルフェゴート初の女性宰相・グミナ=グラスレッドの姿を選ぶ。

※このキャラクターは、株式会社インターネットから発売されている、VOCALOID2 アーティストボーカル「Megpoid」のキャラクターをモチーフにしています。

カイル=マーロン (KAITO)

西海の島国マーロンの王だが、友人のキール曰く「毎月晩餐会にやってくる遊び人」。母である皇太后に頭が上がらず、それを悔しく思っている。ミカエラに一目惚れし、独断でリリアンヌとの婚約を破棄した。

※このキャラクターは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社から発売されている、VOCALOID「KAITO」のキャラクターをモチーフにしています。

 

キール=フリージス (氷山キヨテル)

エルフェゴート国の首都アケイドに屋敷を構える豪商で、マーロン国からの移民でありながら国内随一の資産家。商業連盟の総帥を務め、政治的影響力も持っている。しかし娘にはめっぽう弱い様子。

※このキャラクターは株式会社AHSから発売されている、VOCALOID2ボカロ先生「氷山キヨテル」のキャラクターをモチーフにしています。